「うちの子、動物病院がダメで…」という飼い主さん、いませんか。うちのぽてと(8歳・雑種)は、かなり重症のビビリです。
病院に入れない、どころではなかった
ぽてとは子犬のころにうちに来た保護犬で、もともととても怖がりな性格です。
動物病院では、待合室の時点でもう限界。パニックになって、おもらしをしてしまうこともあります。「健康のために連れてきているのに、この子の心を削っているのでは」と、通院のたびに悩んでいました。
先生が対応を考えてくださって、まず駐車場での診察に切り替えてもらったのですが、外の駐車場でも怖がって逃げようと暴れてしまい、大人2人がかりで押さえる状態。25kgの本気の「帰りたい」は、正直かなりの力仕事でした。
「車で待ったまま」で、世界が変わった
ある日、子どもと車の中で待機していたら、そのまま車内で診てもらえることになりました。それ以来、うちの診察はずっと車の中です。

正直に書くと、車の中でもぽてとはぶるぶる震えています。怖いものは怖いのです。それでも、後部座席で私がぽてとを支えて、反対側のドアから先生が予防接種をしてくれて——あんなに大変だった注射が、今はスムーズに終わります。
「知っている場所+家族がそば」の安心感は、それほど大きいのだと思います。対応してくださる先生には、本当に頭が上がりません。
フィラリアの薬を「通年」にした理由

どれくらい病院が苦手かというと、フィラリア予防の方針まで変えたほどです。
フィラリアの薬は、蚊のいない冬の間は飲まない方式にすると、再開する春先に血液検査が必要になります。つまり毎年春、あの大騒ぎの採血をしなければいけない。そこでうちは、1年中薬を飲み続ける「通年投与」に切り替えました(かかりつけの先生と相談して決めたやり方です)。
薬代は少し増えますが、ぽてとの恐怖がひとつ減るなら安いもの。怖がりの子は、こういう「治療計画ごと調整する」方法もあるのだと知ってもらえたらうれしいです。
同じ悩みを持つ飼い主さんに伝えたいこと
1. 病院に相談していい。「うちの子はパニックがひどくて」と正直に伝えると、対応を考えてくれる病院はあります。車内診察、待合室を通らない裏口からの入室、待ち時間を車で過ごして電話で呼んでもらう、など。聞くだけならタダです。
2. 病院を変える選択肢もある。怖がりの子への対応は、病院によって本当に差があります。合わないと感じたら、「怖がり 犬 対応」で近くの病院の口コミを調べてみる価値はあります。
3. 病院以外の選択肢も増えている。最近は、スマホで獣医師に相談できるオンライン相談や、自宅に来てくれる往診サービスもあります。「病院に行くべきか迷う」段階の相談なら、家から一歩も出ずにできる時代になりました。ビビリ犬の飼い主には心強い選択肢です。
ビビリは治らなくていい、と思うようになった
昔は「慣れさせなきゃ」と思っていました。でも8年一緒にいてわかったのは、ぽてとのビビリは個性だということ。無理に治すのではなく、怖い思いをしなくていい方法をこちらが探せばいい。
駐車場の車内で、先生に診てもらっているぽてとを見ながら、そう思っています。

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