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  • 保護犬を迎えて最初に買ってよかったもの7選|中型犬との暮らしで役立った物【体験談】

    保護犬を迎えて最初に買ってよかったもの7選|中型犬との暮らしで役立った物【体験談】

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    バンダナをつけた保護犬ぽてと

    わが家に保護犬のぽてとを迎えたのは、もう何年も前のことです。子犬で迎えたばかりのころは新しい環境にとまどっていて、私も「何を用意してあげたらいいんだろう」と手さぐりでした。

    この記事では、実際に保護犬を迎えてみて「これは最初に用意しておいてよかった」と思えた物を、7つに分けてまとめました。これから保護犬をお迎えする方の、ちょっとした参考になればうれしいです。

    迎える前に用意しておくと安心

    保護犬は、それまでの環境が大きく変わることで不安を感じやすいといわれます。だからこそ、迎える日までに「安心できる居場所」と「毎日の必需品」をそろえておくと、犬も飼い主もあわてずにすみます。

    わが家も、最初にきちんと用意できていた物ほど「買っておいてよかった」と感じました。ひとつずつ紹介していきます。

    ① ケージ・サークル(安心できる自分の場所)

    迎えて最初に役立ったのが、ケージやサークルでした。新しい家に来た犬にとって、「ここは自分の場所」と思える囲まれたスペースがあると、落ち着きやすくなります。

    サークルの中でくつろぐ保護犬ぽてと

    中型犬の場合は、成長に合わせて高さにも余裕のある大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。うちのぽてとは、大きくなるにつれてサークルの天井に頭がつくようになってしまいました。天井の部分を外してみたところ、今度はそこからジャンプして出てしまい…。あわてて、はじめは100円ショップのワイヤーネットで高くして、のちにしっかりした木枠を作って高くした、という思い出があります。はじめから高さのある大きめを選んでおくと、こうした手間が少なくてすむと思います。

    ② フードと食器

    フードは、できれば迎える前と同じものを最初は用意してあげると、犬が安心して食べてくれます。環境が変わったうえにごはんまで変わると、おなかをこわしてしまうこともあるからです。

    慣れてきてから、体に合ったフードに少しずつ切りかえていきました。うちの場合は、シニアになってから低脂肪のフードに落ち着いています。フード選びの話は、シニア犬が毎日完食したフードの記事にもくわしく書いています。

    食器は、中型犬なら少し高さのある台つきのものだと、食べるときに首や腰への負担が減ります。

    ごはんを食べる保護犬ぽてと

    最近は、早食い防止のために内側がぼこぼこになった食器を使っています。がつがつ食べてしまう子でも、ゆっくり食べられるので安心でした。

    ③ トイレシート(覚えるまでの時期に)

    トイレシートは、迎えたばかりの「トイレの場所を覚えてもらう時期」にあると安心でした。うちのぽてとは、ありがたいことにトイレはすぐに覚えてくれました。

    ただ、ぽてとはシートをほりほりと掘るのが好きで、破れてしまうことが続き、だんだん使わなくなりました。今ではお散歩のときに外でおしっこができるようになっています。犬によって、こうして落ち着き方はいろいろです。それでも、迎えてすぐの覚えるまでの間は、シートを用意しておいてよかったと思います。

    中型犬の場合は、大きめサイズのシートを選ぶと安心です。

    ④ ハーネスとリード

    首輪だけだと、中型犬が急に引っぱったときに首に負担がかかります。うちは体に負担の少ないハーネスにしてから、お散歩がぐんとラクになりました。

    とくに夏は、背中が涼しいタイプのハーネスが役立ちました。ハーネス選びの体験談は、犬の夏用ハーネスの記事にまとめています。

    ⑤ 犬用ベッド・マット

    犬がくつろげるマットも、迎えて早めに用意してよかった物です。自分のにおいのついた場所ができると、犬は安心して過ごせるようになります。

    青い犬用ベッドで丸くなって眠る中型犬ぽてと

    ただ、うちのぽてとは若いころ、マットの角をかんで、中の綿を引っぱり出してしまい、何度もぼろぼろに…。これまでにたくさん買い替えてきました。7歳ごろから物をかむことが減ってきて、今のマットは長持ちしています。

    ひんやりマットも試しました。アルミのタイプと、保冷剤が入ったタイプの両方を用意しましたが、うちのぽてとはどちらもあまり乗ってくれませんでした。保冷剤入りのほうは、掘って一か所破れてしまったことも。こういうグッズは、その子の好みによって合う・合わないがあるようです。

    中型犬は、体がしっかりしているぶん、床が固いと関節に負担がかかりやすいので、厚みのあるマットがおすすめです。

    ⑥ お手入れグッズ(ブラシ・シャンプー)

    毎日のブラッシングは、抜け毛の掃除がラクになるだけでなく、犬とのふれあいの時間にもなります。うちでは、抜け毛がよく取れるタイプのブラシを使っていて、掃除がぐっとラクになりました。

    シャンプーは、子犬のころから使えて、敏感肌にもやさしい、リンス(コンディショナー)入りのものを選んでいます。肌の弱い子でも安心して使えるので助かっています。

    ⑦ おもちゃ

    保護犬は、迎えたばかりのころ、不安から物をかんでしまうこともあります。うちも最初はいろいろかじられました。かんでいい専用のおもちゃを用意してあげると、犬も気がまぎれて、家具などをかじられるのを防ぎやすくなります。

    マットの上でくつろぐぽてととゴムボール

    うちのぽてとは、なかなかの力の持ち主です。ぬいぐるみ系のおもちゃは、中の鳴き笛を鳴らして取り出してしまい、あっという間。とくに小動物の形のぬいぐるみは、首のあたりにかみついて力強くふるので、なかなかの迫力です。

    いっぽうで、ゴムボールはどれも長持ちしてくれました。鳴き笛が入ったゴムボールには反応がよく、うちの一番のお気に入りです。かむ力の強い子には、こうした丈夫でかみごたえのあるタイプが向いていました。かみぐせが気になる方は、保護犬ぽてとの噛みぐせ対策の記事もあわせてどうぞ。

    おわりに

    保護犬を迎えるとき、あれもこれもとそろえたくなりますが、まずは「安心できる場所」と「毎日使う物」から用意すれば十分でした。あとは、その子の性格や体に合わせて、少しずつ足していけば大丈夫です。

    新しい家族との暮らしが、あたたかいものになりますように。わが家のぽてとも、最初はとまどっていましたが、今では毎日のんびり過ごしています。ぽてとを迎えた日の話は、保護犬ぽてとを迎えた日の記事に書いています。

  • 【体験談】保護犬ぽてとの噛みぐせ対策|スリッパもハンガーもボロボロにされた我が家がやったこと

    【体験談】保護犬ぽてとの噛みぐせ対策|スリッパもハンガーもボロボロにされた我が家がやったこと

    保護犬のぽてとを迎えてしばらく、いちばん困ったのが「噛みぐせ」でした。

    スリッパはいくつもボロボロ、ハンガーもカミカミ、ぬいぐるみは中身が出てくる寸前…。「うちの子だけ?」と落ち込んだこともありましたが、いろいろ試すうちに少しずつ落ち着いて、今ではもうほとんど噛まなくなりました

    この記事では、実際にぽてとにやってみて効果があった噛みぐせ対策を、正直な体験談としてまとめます。同じように「犬の噛みぐせ」で悩んでいる方の、ちょっとしたヒントになればうれしいです。

    我が家の被害はこんな感じでした

    まずは、ぽてとにやられた「被害」をご紹介します(笑)。

    スリッパは何個もやられました

    噛みぐせでボロボロになったスリッパとぽてと

    ちょっと目を離したすきに、お気に入りのスリッパがこの通り。中の綿まで引っぱり出されて、もう元には戻りませんでした。しかも1個や2個ではなく、いくつも次々とボロボロに…。本人(本犬?)は、となりで平然と寝そべっています…。

    ハンガーもお気に入りのターゲット

    ハンガーを噛む保護犬ぽてと

    細長いプラスチックのハンガーも大好物でした。くわえて振り回すのが楽しいのか、見つけるとすぐにカミカミ。かけらを飲みこんでしまわないか、ヒヤッとしたこともありました。

    ぬいぐるみは中身が出る寸前

    ぬいぐるみを噛んで遊ぶぽてと

    おもちゃのぬいぐるみも、遊んでいるうちにだんだん本気に。放っておくと中の綿を飲み込んでしまうこともあるので、注意が必要でした。

    なぜ犬は噛むの?

    いろいろ調べたり、保護団体さんに聞いたりしてわかったのは、噛むのにはちゃんと理由があるということでした。

    • 歯がむずがゆい(特に子犬〜若い時期)
    • ひまで退屈している(エネルギーが余っている)
    • 不安・ストレスがある(新しい環境に慣れていない)
    • かまってほしい(噛むと飼い主が反応してくれる)

    ぽてとは保護犬で、我が家に来たばかりのころは特に不安が強かったので、「安心できる環境をつくること」がまず大事だなと感じました。

    ぽてとに効果があった噛みぐせ対策4つ

    ここからは、実際にやってみて「よかった」と思えた対策をご紹介します。

    ① 噛まれて困るものは、とにかく片づける

    いちばん基本ですが、これがいちばん効きました。スリッパ・ハンガー・カバンなどは、ぽてとの届かない場所へ。「噛める物がそもそも無い」状態にするのが、いちばんの近道でした。

    ② 噛んでもいい「専用おもちゃ」を用意する

    ダメと叱るだけでなく、「これは噛んでOK」という物を用意するのが大切でした。丈夫で長持ちするおもちゃにしてから、家具やスリッパへの被害がぐっと減りました。

    ③ 散歩や遊びで、エネルギーを発散させる

    ひまで退屈だと噛みたくなるようで、しっかり散歩して遊んだ日は、噛みぐせがぐっと落ち着きました。

    ④ 噛んでも大げさに反応しない

    噛んだときに「ダメ!」と大声を出すと、かえって「かまってもらえた!」と喜んでしまうことも。危なくないものなら、あえて静かにその場を離れるようにしました。

    噛みぐせ対策に気になっているグッズ

    ぽてとにはまだ試していませんが、噛んでも壊れにくい丈夫なタイプとして人気なのが「コング」です。中におやつを入れられるので、退屈しのぎにもなりそうで、気になっています。

    まとめ|噛みぐせは「環境づくり」で少しずつ落ち着く

    ぽてとの噛みぐせは、一日で直ったわけではありません。でも、「噛まれて困るものは片づける」「噛んでいいおもちゃを用意する」「しっかり運動させる」——この3つを続けるうちに、被害はぐんと減っていきました。そして今では、もうほとんど噛まなくなりました

    いくつもダメにしたスリッパも、今ではいい思い出です(笑)。「うちの子は一生このままかも…」と悩んでいる方も、大丈夫。時間はかかっても、少しずつ落ち着いていきます。同じように噛みぐせで悩んでいる方の、参考になればうれしいです🐾

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  • 保護犬の脱走に悩んだ話|玄関ダッシュが落ち着くまでにやったこと

    保護犬の脱走に悩んだ話|玄関ダッシュが落ち着くまでにやったこと

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    保護犬のぽてとを迎えて、いちばん困ったこと。それが「脱走(玄関からの飛び出し)」でした。

    同じように悩んでいる方の参考になればと思い、わが家の失敗も含めて正直に書いてみます。

    玄関が開くと、道路へダッシュ

    迎えて数ヶ月経ったころ、ぽてとは玄関が少しでも開くと、うれしそうに外へ飛び出していきました。家の前の道路を、往復ダッシュ。

    リードなしで走っていくので、内心はヒヤヒヤしながら見ていました。でも正直に言うと、全速力で駆けていくその姿は、とてもかっこよくて…。たいていは、二往復くらいで捕まえられました。

    ただ、一度だけ、どんどん遠くまで行ってしまったことがありました。呼んでも戻らず、追いかけても追いつけず、捕まえるのに本当に苦労して…、あれには懲り懲りしました。

    ときには他の犬に近づいてしまい、ヒヤッとする危険な場面もありました。だからこそ、「脱走を防ぐことは、本当に大事なんだ」と痛感しました。

    やってみたこと①:ケージ → ジャンプで飛び出し、DIYで対策

    最初は家の中でケージを使っていました。いちばん大きいサイズを買ったのですが、成長が早く、すぐに頭が天井に当たるように。上の部分を外すと、今度はその場でジャンプして飛び出すようになってしまいました。

    ケージの柵を乗り越えて飛び出そうとする保護犬ぽてと
    ケージの柵を乗り越えて脱出しようとするぽてと。いきおいがすごくて、顔がぶれています。

    そこで日曜大工で、上に高さを足す枠を手作りして、飛び出し防止に。ただ、ずっと閉じ込めておくのはどうしてもかわいそうで…今ではケージは片付けています。

    代わりに、家の中用に長いリードを作って、ある程度自由に動ける距離を長くしてあげることにしました。

    やってみたこと②:家用リード → でも失敗も

    これがうまくいくかと思ったのですが、留守番中に問題が起きました。

    時間をかけてリードを噛み切ってしまう。リードが椅子の脚に巻きついて、動けなくなっていることも。正直、これは失敗もありました。

    でも、リード生活で変わったこと

    意外だったのですが、この家用リードの生活を続けたことで、今では玄関が開いても、ぽてとが一度立ち止まれるようになったんです。

    「開いた=即ダッシュ」ではなく、「あ、開いたな」と一拍おけるようになった。これは大きな成長でした。

    今のかたち

    家の中のリードは、今はやめました。入ってほしくない部屋(私の寝室など)は、外から施錠できるストッパー(ドアのレバーハンドルに付けるロック)を設置しています。私が使っているのは、こういうタイプです。ネットで手に入って、なかなかいい感じですよ。

    ドアのレバーハンドルに付ける白いロック(外から施錠できるストッパー)
    ドアのレバーハンドルに付けるロック。外から施錠でき、犬が押し下げても開きません。

    ▼ ちなみに私が使っているものは上下にレバーが付いていますが、今は下だけの、よりシンプルなタイプに改良されているようです。

    同じ悩みの方へ

    わが家の場合、「一気に解決」ではなく、失敗しながら少しずつ落ち着いていきました。もし今、脱走に悩んでいる方がいたら、あせらず、その子に合った方法をさがしてみてください。

    あわせて読みたい → ハーネスが抜けてしまうときの対策記事

  • 時間を選んで、散歩は必ず。保護犬ぽてとと迎える夏の暑さ対策

    時間を選んで、散歩は必ず。保護犬ぽてとと迎える夏の暑さ対策

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    うちのぽてと(8歳・オス・雑種25kg)は、モフモフの被毛の持ち主。冬はぬくぬくで気持ちよさそうですが、そのぶん夏はちょっと大変です。今年でぽてとと迎える夏は8回目。毎年やっている「わが家の暑さ対策」を、まとめてみました。

    じつは、ぽてとを動物愛護センターから迎えるとき、職員さんにこう言われました。「最近の夏は猛暑だから、外飼いはしないで、室内で飼ってあげてくださいね」。その言葉どおり、わが家はずっと室内飼いです。夏の暑さ対策は、ぽてとと暮らすうえで、いちばん気をつけているテーマになりました。

    エアコンの効いた部屋でこの記事を読んでいる方も、これから犬を迎える方も、よかったら参考にしてください。

    その1:散歩は「時間帯」をずらす

    夏でいちばん気をつけているのが、散歩の時間です。

    昼間のアスファルトは、想像以上に熱くなっています。人は靴をはいているので気づきにくいのですが、犬は裸足。熱くなった地面を歩くと、肉球をやけどしてしまうことがあります。

    今年も猛暑。朝も夜も、なかなか涼しくなってくれません。それでも散歩は、ぽてとにとって一日でいちばんの楽しみ。だからわが家では、朝と夕方の、できるだけ涼しい時間をえらんで、必ず1日2回行っています。

    熱くなりすぎた地面は避けて、日陰をえらんだり、無理のないコースで。散歩を欠かすことはありません。

    その2:暑い日は「首に保冷材」でクールダウン

    「その1」で時間帯のお話をしましたが、それでも夏の朝や晩は、歩いているだけでじんわり汗ばむ日があります。そんな日にわが家で活躍しているのが、保冷材です。

    首に巻くタイプで、中には保冷材が2つ入っています。ぽてとの首にも、飼い主の首にもくるっと巻いてお散歩へ。首まわりを冷やすと体感がぐっとラクになって、人も犬もけっこう快適に歩けます。

    じつは散歩のときだけでなく、家でエアコンをつけていないときにも使っています。気持ちいいのがわかっているのか、ぽてとは巻いてもらうあいだ、おりこうに止まって待っていてくれるんです。うれしそうな、ちょっと得意げな顔で。

    (※冷えすぎないよう、ようすを見ながら使っています)

    その3:家の中は、留守番中もすずしく

    夏は、家にいるあいだはもちろん、留守番のときもエアコンをつけっぱなしにしています。

    「ちょっとの外出だから」と思っても、閉め切った部屋の温度はあっという間に上がります。電気代は気になりますが、ここはケチらないと決めています。

    じつは、ひんやりマットも試しました。しかも材質のちがうものを、これまでに2種類も。……ところが、ぽてとはどうもお気に召さないようで、ほとんど使ってくれません(笑)。

    そのかわり、ぽてとが自分で見つけた「すずしい特等席」があります。玄関のたたき、トイレの前、北側の部屋の床。ひんやりする場所をさがす名人で、気づくとそういう場所でびろーんと伸びてお昼寝しています。りっぱなマットより、家のひんやりスポットのほうがお好みのようです。犬って、正直ですね。

    玄関のタイルでくつろぐ保護犬ぽてと
    玄関のたたきは、ぽてとお気に入りのひんやり特等席。
    北側の部屋の床でびろーんと寝そべる保護犬ぽてと
    北側の部屋の床で、びろーんとお昼寝。

    その4:水分は「飲み水」と「野菜」から

    暑い日は、水をこまめに変えて、いつでも新鮮なお水が飲めるようにしています。お散歩のときも、水を持って出るようにしました。

    わが家はふつうのペットボトルを持って出ていますが、犬用のおでかけ給水ボトルもあるようです。ボタンを押すと水がお皿部分にたまって、片手でサッと飲ませられるタイプ。散歩中の水分補給がラクそうだなと気になっています。

    それから、わが家の夏の定番が水分の多い野菜のおやつ。ぽてとはもともと野菜が好きで、大根・にんじん・きゅうり・かぼちゃをおやつにしています。中でも夏は、水分たっぷりのきゅうりが大活躍。ポリポリといい音を立てて食べてくれます。

    (※野菜のおやつについては、別の記事でくわしく書いています。あわせてどうぞ)

    その5:「熱中症のサイン」を覚えておく

    犬も、人と同じように熱中症になります。わが家で気をつけて見ているサインは、こんなところです。

    • ハアハアと、いつもより激しく呼吸している
    • よだれがいつもより多い
    • 歯ぐきや舌が、赤くなっている
    • ふらついたり、ぐったりしている

    こういう様子が見られたら、まずはすずしい場所へ。そして、少しでも「おかしいな」と思ったら、早めに動物病院に相談してください。ビビリのぽてとは病院が苦手ですが、夏の体調だけは、がまんせず頼ることにしています。

    それでも、夏はやっぱり楽しい

    暑さ対策というと注意ばかりに聞こえますが、夏には夏の楽しみがあります。朝と夕方の散歩は、日中よりも空気がやわらかくて気持ちいいし、玄関のたたきでびろーんと伸びているぽてとの顔は、一年でいちばんゆるんでいる気がします。

    無理をせず、すずしく、おだやかに。ぽてとと迎える8回目の夏も、元気にのりきりたいと思います。

    みなさんのお家の「これがおすすめ!」という暑さ対策があれば、ぜひ教えてくださいね。

  • 高速で1時間、県の動物愛護センターへ。保護犬ぽてとを迎えた日の話

    高速で1時間、県の動物愛護センターへ。保護犬ぽてとを迎えた日の話

    うちのぽてとは、県の動物愛護センターから迎えた保護犬です。

    出会いからもう8年。今日は、ぽてとがうちの子になった日の話を書きます。

    子犬に会うために、高速で1時間

    犬を迎えようと決めたとき、選択肢のひとつとして考えたのが動物愛護センターでした。

    ただ、うちの地域のセンターには、そのとき子犬がいませんでした。調べてみると、県のセンターに子犬がいるとのこと。申し込みをし、約束の日に車で高速を使って1時間。「会いに行こう」と家族で向かいました。

    名前は、動物好きの子どもが決めた

    「ぽてと」という名前は、動物が大好きなうちの子どもが付けました。茶色くてほくほくした見た目に、これ以上ないくらいぴったりでした。

    散歩中や病院で名前を伝えると、「ぽてとちゃん!かわいい名前ですね」とよく言われます。そのたびに、ちょっと得意げな気持ちになります(名付け親はもっと得意げです)。

    「保護センターの犬をもらうことに意味があるんだ」

    迎えたときは子犬だったぽてとは、すくすく育って25kgに。大きい体はそれだけごはんも食べます。

    あるとき私が、えさ代のことを考えながら「ペットショップで何十万円で小さい犬を買ったほうが、経済的にはよかったのかなあ」と、ふと口にしたことがありました。

    すると、名付け親の子どもがひとこと。

    「保護センターの犬をもらうことに、意味があるんだ」

    ジーンときてしまいました。そうだった。この子を迎えると決めた日、高速を1時間走ったあの日の気持ちを、子どものほうがずっとまっすぐ覚えていたのです。えさ代の計算なんて、ぽてとが毎日くれるものの前では小さい小さい。

    ひとつだけ注意。雑種の子犬は「思ったよりおおきくなる」

    ぽてとを迎えるとき、センターの方に「20キロより大きくなりますよ」と言われました。正直、そのときはピンときませんでした。「そんなものかなあ」くらいに。

    うちの話を聞いた知り合いも、数か月後におなじセンターから保護犬の子犬を迎えました。その子はすくすく育って、今では30キロ。力がとても強くて、お散歩は家族のなかでも力のある大人でないとむずかしいそうです。

    25kgのぽてとも、ふだんはおだやかですが、猫や相性が良くない他の犬を遠くから見つけるだけで強く引っ張り、正直腰にきます。(仲良しの犬にはしっぽをふって「くーんくーん」とあまえています。)

    保護犬の子犬は雑種が多く、親犬がわからないぶん「どのくらい大きくなるか」の予想がむずかしいもの。センターの方の「大きくなりますよ」はぜひ真剣にうけとめて、「大きくなってもお世話できるかな?」を家族で話しあってから迎えてください。もちろん、大きいからこその魅力も、たっぷりありますよ。

    これから犬を迎える人へ

    もし犬を迎えることを考えているなら、選択肢のひとつに、お住まいの自治体の動物愛護センターや保護団体を入れてみてください。

    • 自治体の「動物愛護センター」「保健所」のサイトで譲渡情報が見られます
    • 近くにいなくても、少し範囲を広げると出会いがあるかもしれません(うちがそうでした)
    • 譲渡の条件や手続きは自治体によって違うので、事前に確認を

    会いに行った先に、あなたの家の「ぽてと」が待っているかもしれません。

  • 病院でパニックになる犬。うちは駐車場の車内で診察してもらっています

    病院でパニックになる犬。うちは駐車場の車内で診察してもらっています

    「うちの子、動物病院がダメで…」という飼い主さん、いませんか。うちのぽてと(8歳・雑種)は、かなり重症のビビリです。

    病院に入れない、どころではなかった

    ぽてとは子犬のころにうちに来た保護犬で、もともととても怖がりな性格です。

    動物病院では、待合室の時点でもう限界。パニックになって、おもらしをしてしまうこともあります。「健康のために連れてきているのに、この子の心を削っているのでは」と、通院のたびに悩んでいました。

    先生が対応を考えてくださって、まず駐車場での診察に切り替えてもらったのですが、外の駐車場でも怖がって逃げようと暴れてしまい、大人2人がかりで押さえる状態。25kgの本気の「帰りたい」は、正直かなりの力仕事でした。

    「車で待ったまま」で、世界が変わった

    ある日、子どもと車の中で待機していたら、そのまま車内で診てもらえることになりました。それ以来、うちの診察はずっと車の中です。

    車の後部座席で首をかしげるぽてと

    正直に書くと、車の中でもぽてとはぶるぶる震えています。怖いものは怖いのです。それでも、後部座席で私がぽてとを支えて、反対側のドアから先生が予防接種をしてくれて——あんなに大変だった注射が、今はスムーズに終わります。

    「知っている場所+家族がそば」の安心感は、それほど大きいのだと思います。対応してくださる先生には、本当に頭が上がりません。

    フィラリアの薬を「通年」にした理由

    どれくらい病院が苦手かというと、フィラリア予防の方針まで変えたほどです。

    フィラリアの薬は、蚊のいない冬の間は飲まない方式にすると、再開する春先に血液検査が必要になります。つまり毎年春、あの大騒ぎの採血をしなければいけない。そこでうちは、1年中薬を飲み続ける「通年投与」に切り替えました(かかりつけの先生と相談して決めたやり方です)。

    薬代は少し増えますが、ぽてとの恐怖がひとつ減るなら安いもの。怖がりの子は、こういう「治療計画ごと調整する」方法もあるのだと知ってもらえたらうれしいです。

    同じ悩みを持つ飼い主さんに伝えたいこと

    1. 病院に相談していい。「うちの子はパニックがひどくて」と正直に伝えると、対応を考えてくれる病院はあります。車内診察、待合室を通らない裏口からの入室、待ち時間を車で過ごして電話で呼んでもらう、など。聞くだけならタダです。

    2. 病院を変える選択肢もある。怖がりの子への対応は、病院によって本当に差があります。合わないと感じたら、「怖がり 犬 対応」で近くの病院の口コミを調べてみる価値はあります。

    3. 病院以外の選択肢も増えている。最近は、スマホで獣医師に相談できるオンライン相談や、自宅に来てくれる往診サービスもあります。「病院に行くべきか迷う」段階の相談なら、家から一歩も出ずにできる時代になりました。ビビリ犬の飼い主には心強い選択肢です。

    ビビリは治らなくていい、と思うようになった

    昔は「慣れさせなきゃ」と思っていました。でも8年一緒にいてわかったのは、ぽてとのビビリは個性だということ。無理に治すのではなく、怖い思いをしなくていい方法をこちらが探せばいい。

    駐車場の車内で、先生に診てもらっているぽてとを見ながら、そう思っています。