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うちのぽてと(保護犬・中型犬・8歳)は、最近一人で留守番中にキッチンのカウンターに置いた食べ物を勝手にとって食べてしまうようになりました。カウンターの高さは120cmくらいあって「さすがに届かないだろう」と思っていたのに、背伸びして届いてしまうんです。最近はシンクの中に入れた残り物まで届くようになり、困っていました。
同じように「うちの子、盗み食いがひどくて困っている」という飼い主さんは多いと思います。この記事では、我が家がやっている盗み食い対策と、実際にやってしまった失敗、そして「これだけは絶対に食べさせちゃダメ」という危険な食べ物についてまとめました。
ぽてとの盗み食い事件簿
正直に書くと、ぽてとにはいろいろやられました。
- かたいペンネ(パスタ)を半分使い、しまい忘れたものを乾いたまま全部食べていた
- レトルトカレーの袋をギタギタに噛んで、中身がカーペットにこぼれて大惨事
- 片栗粉の袋を開けて中身を出す
- ミロ(麦芽飲料)の粉
「そんなもの食べておいしいの…?」というものまで、とにかく口にしてしまいます。カウンターの上に置いたものは、背伸びして前足をかけて一瞬で下ろすので、高さはあまりあてになりませんでした。
盗み食いで一番こわいのは「犬に危険な食べ物」
盗み食いで本当にこわいのは、量よりも「中身」です。人間には何でもない食べ物でも、犬には中毒を起こすものがあります。
- チョコレート・ココア … 「テオブロミン」という成分が犬には毒になります
- 玉ねぎ・ねぎ類(カレーやシチューにも入っています)… 赤血球を壊し、貧血を起こすことがあります
- ぶどう・レーズン … 腎臓に負担がかかることがあります
ぽてともミロ(カカオが少し入っています)やレトルトカレーを口にしてしまったことがあり、幸い体調は崩しませんでした。数年前には、テーブルに置いていた玉ねぎの炒め物を盗み食いしたこともあります。このときも元気なままでしたが、玉ねぎは犬にとって危険な食べ物。症状が出なかったのは「たまたま運が良かっただけ」だと思っています。
もし大量に食べてしまったときや、ぐったりする・吐く・下痢などの様子があるときは、すぐに動物病院に相談してください。「これくらい大丈夫かな」と自己判断しないのが大事だと痛感しました。
我が家がやっている盗み食い対策
いろいろ試して、今おちついている方法はシンプルです。
1. 食べ物を「犬が届くところに置かない」
当たり前のようですが、これが一番効きました。カウンターの手前ではなく奥の奥、できれば戸棚の中へ。「たぶん届かない」ではなく「絶対に届かない」場所に置くようにしています。以前テーブルに置いた炒め物を盗み食いされて反省したので、テーブルの上も、目を離すときは食べ物を置きっぱなしにしません。
2. シンクの中の残り物もすぐ片付ける
うちの子はシンクの中まで届くので、洗い物や生ゴミを「あとでやろう」と置きっぱなしにしないようにしました。使ったらすぐ片付ける。地味ですが効果は大きいです。
3. 目を離すときは特に注意する
留守番や、ちょっと別の部屋に行くときが一番あぶないです。キッチンに食べ物を残さない・出しっぱなしにしないことを徹底しています。(以前はケージを使っていましたが、今はもう使っていません)
叱るときは叩かない
盗み食いを見つけると、つい大きな声を出したくなりますが、我が家では叩いたり強く叱ったりはしないようにしています。ぽてとは音に敏感で金属の音が少し苦手なので、盗み食いしそうなときは金属の音を立てて「それはダメだよ」と気づかせるくらいにとどめています。
正直なところ、ぽてとは口で叱られてもけろっとしていて、キッチンに近づくのをやめません。金属の音には少し反応しますが、それでも根本的にはやめないので、我が家では「叱って止めさせる」より「そもそも食べ物を届く場所に置かない」ことを一番大事にしています。犬の性格によって効くやり方はちがうので、その子に合った方法を探すのが一番だと思います。
叱るより「いいことをしたらほめる」で教える
盗み食いをやめさせたくて叱りたくなりますが、犬にとって盗み食いは「成功したらおいしいものが手に入る、うれしい行動」。一度成功すると「あそこに行けば食べ物がある」と覚えてしまうので、叱るだけではなかなか消えないと言われています。しかも、見ていないところで食べたのを後から叱っても、犬は「なぜ怒られているのか」分からないそうです。
そこで効果的なのが、叱るかわりに「いいことをしたらほめる」で教える方法です。
1. 「はなせ」を教える
口に入れたものを、言えば出せるように練習します。盗み食い対策だけでなく、危ないものを飲み込みそうなときに命を守れるので、一番大事だと思います。ぽてとも練習中で、「はなせ」と言うとなんとか出してくれるくらいまでにはなりました。無理に口をこじ開けると嫌がって余計に出さなくなるので、あくまで自分から「はなす」を目指して練習しています。
2. 「まて」ができたらほめる
食べ物を前にして「まて」ができたらごほうび。「我慢すれば飼い主から正しくもらえる=そっちの方が得」と覚えてもらう作戦です。ぽてとは「まて」はできるので、食べ物の前でも少し待てるようになりました。
3. キッチンに来ない・マットで待てたらほめる
料理中はマットで待たせて、できたらおやつ。「キッチンから離れるといいことがある」と教えます。
ポイントは、盗み食いを我慢する方が「得」だと教えること。罰で止めるより、怖がりな子にもやさしくて長続きします。
フタ付きゴミ箱が地味に効いた
見落としがちですが、ゴミ箱も盗み食いの標的になります。実はぽてと、食べ物だけでなくゴミ箱のティッシュも大好きで、匂いがするのか目ざとく見つけて口に入れてしまいます。ティッシュは飲み込むとお腹に詰まる心配もあるので、これも困りものでした。
我が家では、リビングや寝室をしっかり閉まる「フタ付きのゴミ箱」に変えてから、ゴミをあさられることがなくなりました。ペダルで開けるタイプや、ロックがかかるタイプだと、鼻や前足で簡単に開けられないので安心です。
まとめ
- カウンターの高さ(120cm)でも、犬は背伸びして届いてしまう
- 盗み食いで一番こわいのは、チョコ・玉ねぎなど「犬に危険な食べ物」
- 対策は「届くところに置かない」「シンクもすぐ片付ける」「フタ付きゴミ箱」
- 叱っても効かない子もいる。叩かず、届く場所に置かない環境づくりが確実
- 「はなせ」「まて」を練習して、我慢できたらほめて教える
- 食べてしまって様子がおかしいときは、迷わず動物病院へ
ぽてとの盗み食いは今も完全にゼロにはなっていませんが、「危ないものを届く場所に置かない」を家族で徹底するだけで、大きな事故はぐっと減らせます。同じ悩みの方の参考になればうれしいです。
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